普段の生活習慣からお伺いします。なぜ歯を悪くしてしまったのか原因を探します。
どのように痛むのか、どんな時に痛むのか、現在の状態をお伺いします。
さらに、直接歯の状態を見る事で、症状の進行具合を確認します。
目では確認できない骨や神経部分の確認の為に、レントゲン検査を行います。
現在のお口の状態を把握し、治療方法を提案する為の重要な検査です。
検査を行った結果、どのような治療方法があり、どんな効果(メリット・デメリット)があるのか、治療費用や通院回数などを方法毎にご説明します。ご納得いただける治療方法で、治療を進めていきます。
自覚症状はなく、痛みはほとんど感じない状態です。
歯の表面のエナメル質がおかされ、小さく黒ずんだ穴があいたり、白くにごったり、茶色く着色してザラつたりします。
この段階で虫歯治療を受けるのが一番理想的です。
当院では、6ヶ月~1年に一度は定期検診に来ていただく事を推奨しています。
冷たい物が歯にしみる、歯が痛い・・・
などの痛みの自覚症状が出てくる状態です。
歯の表面のエナメル質よりも下の、象牙質という部分まで、虫歯が進行した状態です。
象牙質は神経が通っている所なので、冷たい物などの刺激で痛みを感じます。
虫歯を削って除去し、詰め物や被せ物を入れて終了となります。
虫歯が大きな穴となって、歯の神経まで及んだ状態です。
神経が炎症を起こしているので、激しい痛みを感じます。
治療では、神経を取り、炎症が治まるまで薬を使用します。被せ物を入れるまでに、個人差はありますが、1ヶ月前後の治療期間が必要となります。
歯が欠けていると感じたら、早めに来院してください。
来院時期が早いほど、通院回数は少なくて済みます。
神経が死んでしまったので、痛みを感じない状態です。
痛みがないからといって放置しておくと、細菌感染により歯根の先に膿が溜まり、歯肉が腫れたり、急激な痛みを生じたりします。
痛みが出てくると治療期間は長くなります。
なるべく歯を残すよう治療しますが、場合によっては抜歯になる時もあります。
痛みが出る前に早めに来院してください。
歯茎が赤く腫れる、出血する、などの症状が見られる様になります。
歯周ポケット(歯と歯茎の隙間)が3mm以内で、ほとんどが完治します。
軽度歯周病では、プラーク(歯垢、歯苔)や歯石がたまり歯茎に炎症が起こった状態です。
この状態をそのまま放置していると、中期歯周病になります。
歯が前後左右にグラグラする、膿が出て口臭がひどくなる、などの症状が見られる様になります。
歯周ポケットが4mm~7mmに広がって、歯槽骨(アゴの骨)の破壊が始まった状態です。
歯や歯の根元には、多量のプラークや歯石が付着しています。
この状態をそのまま放置していると、末期歯周病になります。
歯が上下にグラグラ揺れて、痛くて物が噛めない様になります。
歯周ポケットが6mm~8mmに広がって、歯槽骨(アゴの骨)の破壊がかなり進行し、歯が支えを失っている状態です。歯肉が腫れて痛み、最後には抜けてしまいます。